初めて論文を書いて投稿したので、簡単に振り返りをしておこうと思う。
「論文」というもの
いくつかの機会が重なり、7月くらいから論文を読むようになった。少しは調べることに慣れたし、読むことへの抵抗も減った気がする。ただ、尊敬できるというか、おーと思える論文にはまだ出会えていない。書くときにもどこを目指せばいいのかよくわからなくなった(みんなこんな感じだからこれでいいだろ!って感じで、理想に向けて積み上げている感じではなかった)。狭く深く、の方向性
論文の内容、テーマに広がりがない理由は少しわかった気がする。研究目的との一貫性を重視すると必然的に関係ないことは書けないので、実際には色々なことを調べていても出てくるものは単線的な、狭く深いものになってしまう。これは論文の性格的に仕方がなさそうなので、広がりがなくて面白くない!というのは言ってもしょうがなさそう、と学んだ。「である」の確実性
断定と推測の使い分けが難しかったし、これでよかったのかよくわからない。断定できるほどきちんと証拠を固められていないし、それをやろうとすると文献引用も研究自体も年単位で頑張らないといけない。それにたぶんキリがない。学問が提供する知見の確実性がどれだけなのか、学問の世界で「である」という言葉がどのくらいの確実性を保証するのか、まだつかめない。おそらく、思われているよりも低い(60%とか)のではないだろうか。分析対象と分析手法
Twitterの投稿データを分析したが、分析手法について研究するのか、分析を通して対象となる出来事やユーザについて分析するのか、領域としてどっちが期待されているのかわからなかった。後者の方が計算社会科学的で、工学としては前者が興味の対象かもしれない。現状ではきちんと分離できていないし、分離しようと言う雰囲気も感じられなかった。領域内の統一性
同様に、領域としての統一性はまだ感じられていない。領域内で通じる共通の用語とかは、少なくともTwittwrデータの分析と言う文脈ではなさそうだった。以上、論文を書いてみて感じたことを雑記した。もっと読んだり書いたりしていく中で、感じ方が変わったりするのだろう。
令和元年9月4日